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開封後は お早めに

ハム加工責任者の上西 俊です。

開封後の賞味期限について問合せをいただくことがあります。


納品先へ提出する商品仕様書にも

同様の項目があるのは、

この件に付いて消費者からの問い合わせがあるからでしょう。



精肉にしろ、食肉加工品にしろ、

開封したなら、

その時点で全量を使い切って欲しいところですが、

人数や空腹具合、

他の副食との兼合いで

一部を残すことはあることで、

仕方の無いところです。



では、残した食品は、

いつまでに召し上がられていますか。



開封前の賞味期限が残されていたとして、

多くの方は、開封日を含めて精肉で一両日中、

食肉加熱製品で三日目くらいまででしょうか。

それ以上保存する場合は、

ラップをするかジッパー付きの袋にでも入れて

冷凍保存されている方が多いことと思います。



無難な使い方と言えますが、

衛生的に食品を取り扱った上での話です。 



精肉や食肉加工品の開封後の賞味期限として、

一両日中とか3日間などと期日を確定させた返答

もしくは記入をするには躊躇を覚えます。



なぜなら、

開封してからの取り扱いが、

人により千差万別で責任を負えないからです。 



袋から一部を取り出す方や、

全部を出して一部を戻す方、

取り出すのに箸を使う方、

手を使う方、

箸にしろ手にしろ

細菌数はその人、その時で違います。



調理前に煮沸消毒した菜箸を使う方もおられれば、

その辺に転がっていた箸を使う方とかいろいろです。 



通常、付着して繁殖していくのは一般細菌ですが、

子どもが(大人にもいますが)、

トイレの後、手を洗わずに、

ハムの袋に大腸菌が多く付いている手を突っ込んで取り出し、

残りを冷蔵庫に戻しておくということもあることでしょう。

(その手にO−157が付いていたら、

ハムから検出なんて大騒ぎになり、

原料肉が疑われ、

工場は業務停止になどと・・主題とズレた被害妄想が) 



それで、開封後の賞味期限については、

「お早めに」としか答えることができない訳です。 

「なるべく早く」は、できるだけ早くということで、

早く食べた方が良いという点に重きを置いた表現として

最も適切と思えるのですが、

逆に「なるべく」を少々なら遅くても構わない、

と捉える方も出てきそうなので、

早くということを伝えたくて

単に「お早く」とのみ答えることにいたしました。 



といっても、「お早く」も曖昧さを含んでいて、

「お早く」というのは、どのくらいの期間ですか。

との問合せが寄こされそうです。 

法定表示に、

なぜ開封後の賞味期限が指定されていないかが

お解かりいただけるかと思います。 



開封前の賞味期限は、

実際に傷みが訪れる期間よりも短く設定してありますから、

開封に際し、衛生的に取り扱って、

なるべく空気に触れない状態にして冷蔵すれば、

開封前の賞味期限と同じくらいには保存できるはずですが、

責任は負えません。



開封した日に使えなかったなら料理を変えるなどして、

翌日には使い切るようにいたしましょう。



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